金色物語
とある、それなりのレストランでの話。
サラダを食べようとしたら、モゴモゴと動く物体X。
あっ、緑のイモ虫発見~!!
まぁ、普段そこいらのキタナイ店で
小さなゴキブリが入ってたりすることも
しばしばあるので、この程度のことは驚くことではない。
でも、ここは、そこそこのお店。
言うべきことは言うべき事である。
ウエイトレスを呼んで、
「虫がついてるから取り替えてください」
「あっ、はい!いますぐ」と器を下げ、
数十秒後、支配人が飛んできて、
「誠にすみません。今作り直してますので少々お待ちください。」
バリ島では考えられない接客態度のよさに、
感心する以前におののいたもんだ。
いい対応さえされたら、それは何も問題ないことなので、
「いやいや、別にいいんですよ」
と言うと、
気を許したのか、調子に乗ったのか、
「いやぁ~、色が似てるもんで気がつかなかったですよ~」
えへへ。。。
いい訳は余計だよ。。。
虫ってのはたいて保護色になってるもんだよ。
色が似てようが似てまいが
そーいう問題じゃないでしょ?
こーいう話しをすると大抵の日本人は
「それは農薬がついてない美味しい葉っぱなのよ」
という。
それもそーいう問題でもないでしょ。と思う。
自分が目の前に今から食べる料理に
虫がモゴモゴ動いてるのは、やっぱ抵抗あるのが普通です。
それを虫付きをわざわざ喜んでは食べないでしょ。
しょせん、ひとごとってこと。
その虫がこの葉っぱに卵を産んでるかも。
気がつかないでそのまま食べてお腹の中で卵が孵化しちゃうかも。
そのまま大きくなって、葉っぱのごとく内蔵を食われちゃうかも。
夜な夜な耳からモゴモゴ外界に出て来るかも。
どうです?それでもいいですか?
なんてグロSFチックな想像しても、そんなことはありえないし、
虫はたんぱく質豊富でわりあいに美味しくて、
等々、言われても嫌なものは嫌なのだ。
よく洗えばいいだけなんだからよく洗おうよ!!
話しは戻って、その支配人は
その後、聞いてもない関係ない話しをベラベラと話すだけ話して、
作りなおした料理が来ても、
「申し訳ございませんでした」の一言もなく
「じゃ-ね!!」と去っていった。
やっぱ、あんたもバリ人だ!!
写真の虫。
最高におめでたいというか、
素晴らしい、まさに見事なまでに
金色(こんじき)
料理にこんな虫が混じってたら、
金粉入りかと思って食べちゃうな。
食わねぇ~よ。。。
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