19.6.07

素晴らしきこの世界

テレビ等の
『やらせ』
問題がやたらと目に付く今日このごろの日本。

はたから見てると、

なんでそんなに騒いでるの????

と思ってしまいます。

まぁ、こいういうのは程度問題だから、
生き死にに関わる問題とかなら、
許されない問題ですが、

別にそんなんどっちでもいいじゃ~ん!!

っていうことまでさわいでいるような気がしてならない。

誰かを何かに落とし入れたいのかなぁ????
とまで勘ぐってしまう。

昔、テレビで見た

シャーペンから長く出した芯を
空手の試割りのような板に
『ブスッ』
っと突き刺しても、
芯は折れることなく、板に貫通していたCMを見て、

それはもう欲しくて欲しくて、

「もーその芯で勉強しまくるから、買って!買って!!買って!!!」
とだだをこねて、買ってもらったっけな。。。

で、全部そこらへんの板に突き刺してこなごなに。。。

昔、いつも楽しみにして見てた、

猿人バーゴンも
怪蛇ナークも
人食いワニのブラックボロサスも

子ども心に信じてた。。。
でも一緒に見てた大人は誰も信じてないでしょ?

信じてたらヤバイ人かも。。。

でも、その当時はやらせどうのこうのとは騒いでないですよね。

だってそれがエンターテーメントだもん。

だから、現在の番組で

あの番組に出演して大絶叫した夫婦は
実は本物の夫婦ではなくて、
造られたストーリー設定上の夫婦である。

とか、

実際に俺の知り合いだけど、

全く初対面の見ず知らずのAV女優とカップルとして出演して、
エロエロクイズ番組でハワイを目指す役をやって、
実際に優勝してカップルでハワイ旅行を手に入れたんだけど、

本物の彼女がオンエアを見てて、
激怒されたとか。。。
(さすがにハワイ旅行は辞退したそうです。
俺なら行くけどね。。。)

こんなん、造られたストーリーだからこそ面白いんじゃん!!

事実は小説より奇なり
という言葉があるが、

やっぱ、小説のようなことが普通にある世の中だったら
それは異常ですよね。

フィクションとノンフィクションの間で
揺れ動くエンターテイメントだからこその面白さが好き。

そう、わかりやすく言えばプロレスみたいな感じね。

キライな人はキライでいいの。

でもキライならキライでほっとけばいいの。
わざわざ攻撃してこなくってもいいの。

水中写真の世界、
というよりネイチャー写真の世界。

これはやらせのきかない正真証明のガチンコの世界。
(どこからをやらせ、というかでも変わってきますが。。。)

自然生物が相手だから、

その生物が元来持つ力。
その生物のもつ日常生活。
その奇妙な行動。
その種の希少さ。
などさまざまな自然要素に一喜一憂する。

もちろん技術も必要だが、直球勝負で、
力のある作品や美しい作品がつくられる。

これはこれで素晴らしい。

でも、どっちが本物でも偽者でもない。

両方が共存し存在して、広がる世界こそ素晴らしき世界。

0 件のコメント: