27.6.07

良食味米系?

米を主食にするこの国では我々日本人にとっても、
生活する上、とてもありがたい。

どんなところでも、俺は生きていけるぜ!!
などと思っても、
いや、実際に米を主食でない生活ができたとしても
やっぱり米は恋しくなるものだと思う。

その証拠に、
米は毎日食べているが、
たまに食べる日本米に感動する。

米ってこんなにウマイんだ!!
って。

決してこっちで食べる米がまずいとかはまったく思わない。

思ってないけど、たまに食べる日本米のウマさの比ではない(当社比)

この“たまに”ってのがポイントなんでしょう。

きっと、“たま”でなければ何とも思わないんだと思います。。。

ようは、
あぁ、やっぱり日本人なんだなぁ。
と思う瞬間。

写真の米袋。

なんで、パッケージがナマズなの?

この時点でマズそうじゃん!!

実は
LELE
というのがナマズの意。

で、
ROJO LELE
というのが、
高品質種の米という意味らしい。

つまるところ、
元気のいいナマズが泳ぎまわる田んぼには
高品質の米が育つ!!
という意味。
(勝手な推測だけどね。。。)

でも、米のパッケージにナマズはねぇ。。。

ウマそうには感じない。
で実際にはウマいのか、この米?

そりゃあねえ。。。

だってさあ。。。

日本人の愛する、
コ・ヒ・カ・リだもん????

26.6.07

迷うな動け!!

あっ、そういえば、あれが残り少ないから買っとかなきゃ!
とスーパーマーケットに行く。

サクッっと買って、とっとと帰りたい気分なのに、
この前、来たときにあった場所にその商品がない。。。

どこだ?どこだぁ?どこなんだぁぁ???

いつものことである。。。

何故だかバリ島のスーパーマーケットはやたらと、
商品の位置を変える。

勤勉だね。

せっかく、どこに何があるか、おおよそ覚えたころに、
場所変えをしてしまう。。。

やれやれ、探すとするか。

やっと見つけた末に、なんか気分が萎えてしまったのか、
まだ、もうちょっと残ってるから今度でいいかな?
などと優柔不断な事を思い(たかがスーパーで買う商品なのに)
結局、買わないで家路につくことがある。

で、本当に切れて買いに行くとその商品はない。
また、商品棚が変わったわけではなくて在庫切れという意味。

「なになにはある?」
「ない」

調べてから言えよ。。。

「在庫もないの?」
「ない」

調べてから言えよ。。。

「で、いつ入荷するの?」
「しらない」

調べてから言えよ。。。

「注文できる?」
「できない」

調べてから言えよ。。。

無駄な仕事はしない。
とても理にかなってる。

勤勉だね?

いつものことである。

バリでの買い物の鉄則。

迷ったら買え!!
次に来た時にあると思うな!!

写真。

やたらめったら体色を変えるさかな。

で、この体色も撮っておこうかな?
でも、やたら動き回ってるから今度にしようと、
結局撮らないと、次はその色にはなってない。。。

迷ったら撮れ!
次に来た時にこの色だと思うな!!

24.6.07

あだ名

俺の友人?にジョジョンという奇妙な名前の男がいる。
あだ名です。。。

ある日、オフィスに電話がかかってきた。
「クトゥッはいるか?」と

バリ人の名前は地域により多少の差はあるが、
基本的に
ワヤン、マデ、コマン、クトゥッ
の4種類しかない。

繁華街で大きな声で
「おーい、ワヤン!!」
って呼べば、計算上は4人に1人が振り向くはずである(当社比)

厳密に言えば、この名前は産まれた順番で
5番目はまたワヤンに戻るし、一人っ子の家もあるだろうから、
ワヤンが一番多いはずである。

だから、振り向くのは10人に3人くらいかな(当社比。。。)

そーいう訳で、電話で「マデはいるか」と問われたら、
いるといえばいるけど、いないといえばいないのだ。

つまり、どのマデなんだ!ということ

そんなんだから、あだ名の奴が結構いる。

例えば
「マデメガネ」なんて呼ばれてたメガネをかけた奴がいた。
(小学生みたいな安直な名前のつけ方だね)

そんなんでいいのか。。。

本人がいいと言うんだからいいんだろう。。。
(ホントにいいのか、本人よ。。。)

で、「どこのクトゥッだ?」
と聞くと「スカダナ」という。

そんな名の奴は誰もしらない。
「間違え電話だろ?」
「いや、違う、合ってる。
と会社名も電話番号も言ったけど確かに合ってる」

その場に居合わせたスタッフ全員に聞いてもそんな名は知らない。

「そんな名前は誰も知らないから分からない」
と、一旦電話を切ったら
5分後にまた同じ奴からかかってきて
「ジョジョンはいるか?」と言ってきてジョジョンに繋いだ。

結果から言えばジョジョンの本名は
イ クトゥッ スカダナ
ちなみに頭に付くのは、男=イ。女=ニである。
ということが判明した。

スタッフ全員が知らなくて、
本名を知らないでも普通に働けているバリの社会っていったい。。。

で、ジョジョン本人が言ってたのだけど、
以前、ジョジョンが病気になった時、奥さんと病院に行って
本人は用事があったらしく先に帰り、
奥さんがお金を払うために病院にそのまま待つことに。

アナウンスで
「スカダナさん!スカダナさん!!」
「し~ん」
「スカダナさん!スカダナさ~ん!!」
「しーん。。。」

病院には数人しか並んでなかったらしく、
ジョジョンの奥さんは
「もしかしたら自分の夫なのかな?」
と恐る恐るカウンターに行き、
尋ねると、たしかに自分の夫のことだったらしい。

自分の夫の本名は『ジョジョン』と思ってたらしい。

夫の名も知らずに数十年も連れ添う夫婦。。。

ウソのようなホントの話し。

その位のことがあってもこっちに住んでいると驚くことでもなくなる。
だってバリだも~ん。

写真。

西表島のスーパーウルトラダイビングサービスで
【ピンコハゼ】と仮称で呼ばれてる種。

標準和名がつく時がきたら、きっと違う名前になるだろう。

でも表情や動きを見ていると【ピンコ】がぴったりな名前。

本名がついても俺の中では一生ピンコと呼びつづけたい。。。

※上4つの名前や “イ” “ニ” はカースト制の人口の大部分にあたる一般の人にのみあてはまることです。

23.6.07

金色物語

とある、それなりのレストランでの話。

サラダを食べようとしたら、モゴモゴと動く物体X。

あっ、緑のイモ虫発見~!!

まぁ、普段そこいらのキタナイ店で
小さなゴキブリが入ってたりすることも
しばしばあるので、この程度のことは驚くことではない。

でも、ここは、そこそこのお店。
言うべきことは言うべき事である。

ウエイトレスを呼んで、
「虫がついてるから取り替えてください」

「あっ、はい!いますぐ」と器を下げ、
数十秒後、支配人が飛んできて、
「誠にすみません。今作り直してますので少々お待ちください。」

バリ島では考えられない接客態度のよさに、
感心する以前におののいたもんだ。

いい対応さえされたら、それは何も問題ないことなので、
「いやいや、別にいいんですよ」
と言うと、

気を許したのか、調子に乗ったのか、

「いやぁ~、色が似てるもんで気がつかなかったですよ~」
えへへ。。。

いい訳は余計だよ。。。

虫ってのはたいて保護色になってるもんだよ。

色が似てようが似てまいが
そーいう問題じゃないでしょ?

こーいう話しをすると大抵の日本人は
「それは農薬がついてない美味しい葉っぱなのよ」
という。

それもそーいう問題でもないでしょ。と思う。

自分が目の前に今から食べる料理に
虫がモゴモゴ動いてるのは、やっぱ抵抗あるのが普通です。
それを虫付きをわざわざ喜んでは食べないでしょ。
しょせん、ひとごとってこと。

その虫がこの葉っぱに卵を産んでるかも。
気がつかないでそのまま食べてお腹の中で卵が孵化しちゃうかも。
そのまま大きくなって、葉っぱのごとく内蔵を食われちゃうかも。
夜な夜な耳からモゴモゴ外界に出て来るかも。

どうです?それでもいいですか?

なんてグロSFチックな想像しても、そんなことはありえないし、
虫はたんぱく質豊富でわりあいに美味しくて、
等々、言われても嫌なものは嫌なのだ。

よく洗えばいいだけなんだからよく洗おうよ!!

話しは戻って、その支配人は

その後、聞いてもない関係ない話しをベラベラと話すだけ話して、
作りなおした料理が来ても、
「申し訳ございませんでした」の一言もなく
「じゃ-ね!!」と去っていった。

やっぱ、あんたもバリ人だ!!

写真の虫。

最高におめでたいというか、
素晴らしい、まさに見事なまでに

金色(こんじき)

料理にこんな虫が混じってたら、
金粉入りかと思って食べちゃうな。

食わねぇ~よ。。。

22.6.07

超万能石鹸

昔、ワヤンという犬がいた。

ガタイが大きいが、とてもカワイくて優しいワヤン(犬)でした。

ワヤン(犬)はでかいだけあって臭いも野獣じみていた。

ある時、ローカルスタッフにワヤン(犬)を洗うように言って、
裏で洗わせていたところを見にいったら、

ママレモンで洗ってた。。。

食器洗剤で洗われるワヤン(犬)って。。。

でも、誰に言っても
「そんなん普通だよ!」

ふ~ん、それがこっちでは普通なんだぁ~。

と思ったものです。

「じゃ、お前が犬用シャンプー買って来い!」
と言われても困るので、それ以上はつっこまなかった。

写真はバリ島のスーパーなら、どこでも売っている洗剤の裏表紙。

名前は

B-29
(ホント)

大型爆撃機が、どんなものでも打ち落とすが如く

どんな汚れをも打ち落とす。
という意味で付けられた名前。
(ウソ)

表示を見ていただければお分かりのように超マルチ洗剤。

衣類も食器もトイレも風呂場も車もオートバイも

これ一つで
キレイ!キレイ!!

まさに万能だ。

でも、実はこれで驚いてはいけない。。。

B-29はこの4つの効能しかないらしいが、

インドネシアの常識はこの程度の
低ポテンシャルでは終わらないのだ!!


なめちゃ~いけね~よ、インドネシアを!
って感じ。

誰もなめてないですね。。。

それは。。。

サンライトという洗剤。

あかごも洗えます。。。

21.6.07

古今東西

ここを通ったら、に行って、それからに曲って、
カウンターを過ぎて西側の階段をのぼって……

空港である観光ガイドさんがお客に
最後のチェックインからの流れを説明していた。
(東西南北は正確に覚えてないので適当です)

この説明でわかる日本人がいたら凄い!!
いや、日本人以外の外国人はどうなのだろ????

人間コンパス!!

バリ人は道を尋ねたり、教えたりする時は
いつも東西南北で言う。

本当にあってるの~?
適当言ってるんじゃないの~?

と疑うことも多いけど、
実際に合ってるんだと思う。

常にアグン山を意識してるからであろう。
(聖なる山と呼ばれるアグン山山麓にバリヒンズー教の総本山があり、
バリ島にある無数のお寺は全てこの総本山に向け建てられている)

でもねぇ~。。。

自分達にわかるからって、いきなりそんなこと言われたら
頭、こんがらがるでしょう。

いまだに東西南北の方向を考える時、

右手側が東。
左手側が西。
上が北。
下が南。

と頭の中で反芻しながらでないと、
とっさには出てこない。そんな

アンポンタンな俺だから。。。

話しは関係ないけど
A・B・C・D…のアルファベット。

例えば辞書で単語を調べるときに、
いまだに、いちいち
え~・び~・し~・でぃ~…
と頭の中で

キラキラ星のリズムに乗せながら
反芻しないと、アルファベットの順番が頭に出てこない、

ノータリンな俺なんだもん。。。

何年アルファベットの国で生活してんだっての。。。

昔小学校低学年の時に、
秀才、将来東大間違いなし、
と言われて、実際に本人も東大を目指していた同級生に

右はどっちだ?

と言ったところ、
頭を抱えて考え込んで(その間数秒)

目を泳がせながら、
「こっち。。。」
右斜め45℃の方角を指さしてたっけな。。。

その後、その秀才君に左右を徹底的に教えこんだ
超秀才な俺様!!

俺の方が知ってることもあるんだ、と
ここぞとばかりに鼻高々な俺。。。

そんな秀才でもわからないこともあるんだもん。
きっと大人になったいまでも左右をたしかめるのに
なんらかの彼独特の法則を使っているはずだ。。。

写真のさかな。

いつ行っても違うところにいて場所が一定していない、
曰くつきのさかな。

基準の場所をかってに決めて
そこを中心に頭をフル回転しながら東西南北と駆け巡る。。。
そうしたことでやっと落ち合うことのができる。

できればいいけど、1人ぐるぐる周ってるうちに、
自身がどこにいるのか分からなくなっちゃうこともしばしば。。。

19.6.07

素晴らしきこの世界

テレビ等の
『やらせ』
問題がやたらと目に付く今日このごろの日本。

はたから見てると、

なんでそんなに騒いでるの????

と思ってしまいます。

まぁ、こいういうのは程度問題だから、
生き死にに関わる問題とかなら、
許されない問題ですが、

別にそんなんどっちでもいいじゃ~ん!!

っていうことまでさわいでいるような気がしてならない。

誰かを何かに落とし入れたいのかなぁ????
とまで勘ぐってしまう。

昔、テレビで見た

シャーペンから長く出した芯を
空手の試割りのような板に
『ブスッ』
っと突き刺しても、
芯は折れることなく、板に貫通していたCMを見て、

それはもう欲しくて欲しくて、

「もーその芯で勉強しまくるから、買って!買って!!買って!!!」
とだだをこねて、買ってもらったっけな。。。

で、全部そこらへんの板に突き刺してこなごなに。。。

昔、いつも楽しみにして見てた、

猿人バーゴンも
怪蛇ナークも
人食いワニのブラックボロサスも

子ども心に信じてた。。。
でも一緒に見てた大人は誰も信じてないでしょ?

信じてたらヤバイ人かも。。。

でも、その当時はやらせどうのこうのとは騒いでないですよね。

だってそれがエンターテーメントだもん。

だから、現在の番組で

あの番組に出演して大絶叫した夫婦は
実は本物の夫婦ではなくて、
造られたストーリー設定上の夫婦である。

とか、

実際に俺の知り合いだけど、

全く初対面の見ず知らずのAV女優とカップルとして出演して、
エロエロクイズ番組でハワイを目指す役をやって、
実際に優勝してカップルでハワイ旅行を手に入れたんだけど、

本物の彼女がオンエアを見てて、
激怒されたとか。。。
(さすがにハワイ旅行は辞退したそうです。
俺なら行くけどね。。。)

こんなん、造られたストーリーだからこそ面白いんじゃん!!

事実は小説より奇なり
という言葉があるが、

やっぱ、小説のようなことが普通にある世の中だったら
それは異常ですよね。

フィクションとノンフィクションの間で
揺れ動くエンターテイメントだからこその面白さが好き。

そう、わかりやすく言えばプロレスみたいな感じね。

キライな人はキライでいいの。

でもキライならキライでほっとけばいいの。
わざわざ攻撃してこなくってもいいの。

水中写真の世界、
というよりネイチャー写真の世界。

これはやらせのきかない正真証明のガチンコの世界。
(どこからをやらせ、というかでも変わってきますが。。。)

自然生物が相手だから、

その生物が元来持つ力。
その生物のもつ日常生活。
その奇妙な行動。
その種の希少さ。
などさまざまな自然要素に一喜一憂する。

もちろん技術も必要だが、直球勝負で、
力のある作品や美しい作品がつくられる。

これはこれで素晴らしい。

でも、どっちが本物でも偽者でもない。

両方が共存し存在して、広がる世界こそ素晴らしき世界。

18.6.07

器の大きさ

バリ島のホテルやレストランは世界各国から訪れる観光客の
ニーズに合わせ洗練されたところが多い。

なんていうのは、ごく一部の高級ホテルや高級レストランの話しで、

もちろん、それ以外の全部とはいわないが、
そのほとんどは、まだまだ客側の気持ちを理解できていない。

いや理解するつもりなんて、さらさらないのだろう。。。

それなりに名の知れた田舎のその地域では
一番立派なホテルでさえ、

チェックイン時にトイレの水が止まらないで流れっぱなしになっている、
のをまず見た客がボーイに

「これ、気になるから直してください」

といったら、

「大丈夫!大丈夫!!」

と返事がきたらしい。

はぁ~????
なにが大丈夫なの????

お前は大丈夫でも、部屋を実際に使う私は大丈夫じゃないんだよ!!

レストランで、ピザを食べていた時に
タバスコがほんの一ふり二ふり分しか残ってなかったので、

「すみませ~ん、タバスコください」
とウエイターに言ったら、
その残り少ないタバスコを手に取り、
じ~っと凝視し。。。

「丁度いい分量が残ってるから問題ないね!」

お前が決めるな!!
使うのはこっちだ。

こんな話しは日常茶飯事である。

でも、きっと、こんな所がバリ島のよさなんだと
少なくとも俺は思っている。

全てがキチンとしてテキパキしてるバリ人なんてバリ人じゃない!!

「まったく、しょーがねぇーな~。」
なんて言いながら楽しんだりしている。

でも、そんな余裕があるのは在住だからで、
観光客のみんなは結構マジ切れしてる。

そんなにイライラしないで、
もうちょっと、ゆとりとよゆうが持てたら、
もっと旅行が楽しくなるのにな。
なんて余計なお世話を思うときでもある。

ようは人によってモノのとらえかた、感じ方なんて千差万別なのです。

それで大丈夫と思う人。
それでは駄目なんジャンと、さらりと思う人。
それではいかーん!と怒る人。

自分のモノサシだけで全てを測ることは不可能。

自分の尺度で全てを型にいれようとすることが間違い。

もちろん、限度というか程度はありますが。

写真。

バリ島のいたる所のポイントにいて、
しかも、この近海にしかいないさかなで、
そしてやたらと美しい。

だから俺にとってはバリ島の代表選手といってもいいくらい、
愛着のあるバリ島ならではの絶好のガイドネタのさかな。

でも意外に見られてない、知られてない、人気ない。
のないないずくめ。

俺と一緒に潜らない人にも、もっと
人気種だけでなく、地域だからこその生き物を見てもらいたいものですね。

じっくり見た後、どー感じるかはあなた次第で、
その自身で感じた感覚が大切なんです。

17.6.07

な・ご・み

ご存知のとおりバリ島では
過去に2度、爆弾テロがあった。

1度目から2年も経過すれば、
喉元過ぎればなんとやらで、

もう、2度とないだろう程度に
誰もが思っていたと思う。

1度目の直後はホテルのセキュリティーなども厳重だったが、
そのうち、何もしなくなった。

しても形だけ。。。

そんな折に2度目のテロに見舞われた。

さすがに誰もが、

もうこの島は終わった、

と思ったと思う。

でも、現地の人間、在住外国人、世界各国の人々の
熱い愛に助けられ、
再びの復活を遂げた!!

今は、全てとはいわないが、
さすがに教訓として残ったであろう、
ホテルのセキュリティーなどはかなり厳重です。

とある、超一流ホテルの入り口。

車で入ろうとすると、
ガードマンが車の下、トランク、車内、全てをチェックする。

そして、犬。

警察犬とは呼ばないし、
テロ対策だから麻薬犬でもないと思う。

嗅覚で爆弾でも見つける爆弾犬なのか???

なんて呼ぶのかな???

まぁ、その大きな犬コロが車内に首を突っ込みクンクンする。

犬嫌いの人はどーすんのかな?

普通に話しだけ聞けば、すごく緊張する一瞬。

でもね。。。

その犬コロ、
むっちゃカワイイんです。

クンクンしてるところで頭をなでてると、
しっぽ振って喜ぶ!喜ぶ!!

爆弾犬としては、威厳はないが、
ただのホテルの通過儀式として、
いちいち緊張してたら疲れる。

やっぱ、そんな和みが欲しいですね。

バリ島のスーパーで見かけた品。

ベビーパウダー。

赤ちゃん、驚きで泣きそーじゃん。
つければつけるほどかぶれそうな一品に見えてしまう。

しかも、名前は

『ええか』?

俺だったら、

『やだ』!!


こんなのも商品棚の片隅でみつけると和んでしまう。。。

13.6.07

丈夫なお腹

これ、食べて大丈夫ですか?
これ、飲んで大丈夫ですか?

よく聞く質問。

“バリっ腹”という言葉さえ一般化しているほど、
ガイドブックなどにも執拗に書いてるので気になりますよね?

生水は飲まない。
火を通したものだけを食べる。

もちろん、それは守った方がいいですよ。

でもそのバリっ腹の要因の菌は、いったいどこに付着しているのだろうか?

それは、そのお皿に着いてるかもよ。
それは、そのスプーンに着いてるのかもよ。

そのお皿は、消毒とまではいわないけど、
そんなしっかり洗ってるの?
どの水で洗ってる?

疑い出したら、キリがない。

それこそカップ麺だけ食ってろ、になってしまう。

そして、俺に聞かれても困る。

何故なら、俺が大丈夫だからって
「大丈夫だよ!」
って言ってしまえるものでもないのです。

以前、朝、昼、晩と
3人で同じ物を食べていても、2人が食中毒にかかり、
俺だけまったく大丈夫だったことがあった。
(それもホテル内のレストランなんだけどね)

俺の腹って、いったい。。。

だから軽率に
「大丈夫だよ!」
とは言えない。

だからといって、
「あれも駄目これも駄目」では
つまらないし、
本当に美味しいものも避けなればならない場面もでてきてしまいます。

だから、ほどほどに。
「まず大丈夫だとは思うけど、絶対はないから」
この程度の気の利かない答えしか言えない。

「俺はバックパッカーで色々な僻地にも行き、
腹が強くって、どんなもんでも気にならなくって何でも食べれますよ!」

って言ってきた旅行者に対して、

「そーそー、こーゆー地にいると、例えばコーヒー飲むのも
砂糖入れるだけで、蟻がうじゃうじゃいっぱい入るから、
面倒くさくて蟻りごと飲むのも気にならなくなっちゃいますよね~」

ってさらっと答えた在住の女がいる。

さすがにかなり引かれたらしい。。。

アリクイ女。

俺もそんな女、嫌かも。。。

まぁ、俺に言える事は、お腹が特別弱い人ではなければ、
そんなに気にしないでもまず大丈夫です。

そんな小さなことに気をとられないで、
もっと旅行を楽しみましょう。

だからって分かるものは賞味期限くらいは気にした方がいいですよ。

写真。

賞味期限の2年ほど切れたフィルムを使っての撮影。

フィルターを使用して撮影したら、それはそれで味がでた。
たまには賞味期限切れを有効活用してみるのもいいかも。

8.6.07

失敗は成功の糧

ダイビングを始めたきっかけはなんですか?

よく聞かれるし、
よく聞く質問です。

別にダイビングに限らず、

何にしてもきっかけというのはあるはずだ。

酔っ払ったわけでもなく、
夢遊病のように徘徊したあげく、
自分の記憶にまったくないまま、
何かを買ったり、してる人は、

とりあえず病院に行ってみることを薦めます。。。

俺がダイビングを始めたきっかけ。

スカイダイビングをやろうとして、
間違えてスクーバダイビングの店に入ってしまった。。。

まったく何の知識もなく、
ただ、空を飛んでみたい!
と思っただけ。

で、車で走ってたら"ダイビング"の看板。

とりあえず入ってみた。

入ってすぐ、これはスカイダイビングではなく、
スクーバダイビングのお店だというのは、
いくら知識のない俺でも瞬時に理解はできた。

でも、生まれて初めて入ったスクーバダイビングのお店。

とりあえず、これでもいいかも!!

空飛びながら、海潜ってもいいじゃん。

と、あらよっと言ってる間に講習を申し込んでいた。

そして現在に至る。。。

この時こんな失敗をしていなかったら、
今と違う人生を歩んでいたかもしれない。

でも、そんなことは今となってはどうでもいいこと。

失敗を失敗でない方向に向かわせるのも自分次第でしかない。

写真。

実はこの写真、現像所で感光させられてしまったもの。

物凄く怒ったし悲しいけど、こーいうのもありかな。。。

失敗を無理やり捻じ曲げるパワーも大切!!


※ちにみに未だに空、飛んでません。。。

7.6.07

人はみかけ?

「日本人ですかぁ~(笑)?」

と、聞かれることがよくある。

俺ははっきり言って自他共に認める東南アジア顔です。(キッパリ!!)

だから、普通に
「インドネシア人にみえますね!」
「日本人ですか?」
と言われることに全く何とも思わない。


だって本当のことだもん。。。

が、

文頭のようにいきなり

「日本人ですかぁ(笑)~?」

と、聞かれると、

なにその(笑)は?
と感じる。

人に会って初対面で人の顔を見て、
いきなり(笑)ですかい。。。

そう。仲良い友人に
「ホント、お前はインドネシア人顔だなぁ~(笑)!!」
とか、

酒を飲みながら、
「ホント、インドネシア人に見えますよねぇ~(笑)」
(笑)ではないですよ。

初対面で
「おはようございます!」
って挨拶してるのに、それを無視して、その第一声。

相手が日本人じゃなけりゃ、挨拶もできないのですかい?

そういう輩に限って、必ず言う次のセリフは

「こっちで生活してるとこっちの顔になるんですね~(笑)」

…アホか!!お前はアホだ!!

確かにその土地に長く住むと、その土地に馴染んだりで、
観光客には持ってない雰囲気を身に付けることはあるでしょう。

それは否定しない。

じゃ、俺が10年フランスに住んだら、フランス人に間違われるのか?

仮に俺がイタリア顔してたら
「イタリア人みたいですねぇ~(笑)?」
の(笑)があるのか?

答えは簡単でしょ?
物事、考えてから言え!
といいたい。

長く外国で住んでたとしても、
100年住んでも日本人顔の人は日本人顔なの。
1週間住んでも外国人顔の人は外国人顔なの。

文だと伝え難いけど、分かるかな~???

この(笑)は
微笑みでもなく、本気で楽しいわけでもなく、
あからさまに蔑みの(笑)なんです。

本人は多分、そんな気はないのでしょう。
でも、それだけに余計タチ悪いんです。

まだまだ人種差別というか、民族優越感というが、
ないつもりで日本人には数おおく、残っています。

別に俺のことだけじゃなくって、
インドネシア人に対する態度を見てて、
そー感じることも多々あります。

分かっているかな、そこのあなた。
結構いますよ。

写真。

見かけで判断しちゃ駄目よ!って、
小さなころからとりあえず、言われてきた日本人。

でも、違う形のさかなを見ると、嬉しいし興奮するし、
特別あつかいしますよね。

6.6.07

は・な・げ

ある夜
数年間はあってない友達から電話がかかってきた。

バリに行きたいんだけど、

「ちょっと恐くって」
と言う。

なんで?
と普通に思ったから
「なんで?」
と聞いた。

「だって、は・な・げ・。。。」

はぁぁぁ???

「だから、は・な・げ・こわい。。。」

これは、きっと何かわけありだな、
と察した俺は話しの真相を暴くために、
長期戦も辞さないかまえをとった。

少々はばかりに。
酒をグラスになみなみ注いだ。
ボトルを横に置いた。
タバコがまだいっぱいあるか確認。

なんせ相手はは・な・げである。
一夜程度の会話では真意の奥底までつかめないかもしれない。。。

もちろん国際電話でのことなので、
その間、ずっと黙っていたら切られちゃうから、
てきとーに話しを繋げていたとは思うが、

今となっては、その時の緊張状態からして、
どんな話しをしたかは、まるで覚えていない。

準備が整い、呼吸を落ち着ける。

「で、はなげの何が怖いの?」

「ばりじん、みんな、はなげ、のばし、ほうだい」

「今、何語で話してる?」

「バリ人はみんな鼻毛を切らないでぼーぼーの伸ばし放題って聞いた」

「誰に?」

「この前バリに行った友達」

確かに、はなげぼーぼーの奴いるなぁ。。。
うちのスタッフにもいるなぁ。。。

「で、何が怖いの?」

「そんな人にナンパされて、顔を直視したら吹いちゃうよ!」

「…」

しまいには、
近寄ってきたバリ人の鼻毛がどんどん伸びてきて
首を絞めれる夢までみたらしい。

「大丈夫よ。郷に入れば郷に従えでしょ。
すぐ慣れる。
俺も今では立派な鼻毛ぼーぼーでね!
こっちでは鼻毛がぼーぼーなほど勇敢な男って意味なんだよ。
鼻毛でお前の顔をワサワサしてやるさ!!」

ってかなり怖がってたけど、
話しは1分で完結した。

でも鼻毛男には気をつけてください(笑わないように。。。)

いったい、どのくらいの想像力なんでしょうね?

この写真の花毛くらいの長さかな?

おあとがよろしいようで。。。

5.6.07

アナ―キーin theバリ

バリ島での音楽はCDが主流になってきているが
まだまだカセットテープもしぶとく幅をきかせています。

だからといってiPodなんかも普通に売っています。
(俺は持ってないけどね。。。)

モノによっての違いはあるけど、おおよそ
カセットテープがRp2,5000
CDがRp.60,000

これだけ値段の差があると、
カセットテープ支持率もなかなか下がらないのでしょう。

昔、日本では
LPレコード¥2,800
カセットテープ¥2,800
だった記憶がある。

で、CDが出はじめた時、
確か¥3,200。

このくらいの価格差だと、
便利さから、一気にCD文化になってしまったですね。

でもやっぱりLPのジャケットはいい!、
飾りたくなる美しさのジャケットも沢山ありましたよね。

もちろん大きさが違うだけだけど、
そこがとっても重要。

重みが違う。

となるとCDより小さな、
しかも縦長な変形なカセットテープだとね。。。

この国のように値段がここまで違くなければ、
残る意味が何一つない過去の遺物になってしまう。

この国でも、日に日にカセットテープの占める割合が減ってきてます。

レコード屋がCDに占領されてきたあの日のように。。。

黎紅堂(レイコウドウ=貸レコ)なんて、
きっと、CDが出始めて名前どうしよ。。。
なんて焦ったことでしょう。

どうしたんだろ?
名前変えたの?つぶれたの?
友&愛(ユーアンドアイ)は?

そんなことはどーでもいいのです。

その、今ではあまり見かけることのできないカセットテープ。
まだまだ、ここでは日本のも健在です。

正確には日本のではないけど。。。
立派な違法商品です。

その違法商品。題して

No1. JAPAN EVERGREEN Best Seller
(かっくいいー!)

収録曲は
昴、
グッドマイラブなどなど。。。

そして一番の目玉曲は!

心の友

知ってます?

あんま知らないですよね。。。

でもこれはインドネシアで知らない人はいないほど超大ヒット曲です。

五輪真由美の曲。

まあ、そんなことはどうでもいいんです。

なによりこのアルバムジャケットが素晴らしい!!

カセットテープの形にフィットしたアルバムデザイン。
まさに2007年ベストアルバムジャケットデザイン、テープの部
金賞受賞作品。

やっぱ、日本の象徴といったら、

雅子さま

いいのかね。。。

4.6.07

珍しさの基準?

じろじろ~。。。

じろじろじろ~~。。。

これは、
まずバリに来て耐えなければならぬ試練です。

それは道端に座ってる人々の視線。。。

じろじろ~。。。

じろじろじろ~~。。。

別に何を言うわけでもなく、
何かを欲っしてるわけでもなく、
ただただ、

じろじろ~。。。

じろじろじろ~~。。。

なんなんでしょう????

外国人が珍しいのか?

そうなのかな~????

でも、日本もそうでしたよね。
子どもながら異国人がいると、
物珍しげにジロジロ見てた記憶があります。

そんな感じなのかなあ????

でもちょっと、違う気もするなぁ。。。

数年ぶりに日本に帰った時、感じた事。

外国人がもの凄く増えた。

そんな都会でもないところや、
ローカル線に乗ってても、
日に数度は必ず、母国語以外の言語が聞こえてきた。

昔はそんなことはなかったはず。

別にそれがいいとか、わるいとか、
そーいうレベルの高い話しをするつもりはありません。

あしからず。。。

ただ、なんとなく感じた事。

だから?、
と問われれば、

はい、ごめんなさい。。。
その程度のこと。。。

昔は六本木などでブイブイいわせてたので、
外国人が珍しいということは決してなかった。

つまり、いくところに行けばいっぱいいた、
というだけの話しだけど、
今ほどは多くはなかったですよね。

俺は、そう感じた。

写真。

いるところに行けば、
いっぱいいるけど、
いるところが分からないから、
あんまり知られていないさかな。

こーいうのも時間が経てば、
世界各地で普通に見れるようになるんですよね。