7.7.07

マスvsコア

外人ってやたら泳ぎまわって、ウツボ、ミノカサゴ、サメだけに興奮する!!

よく日本人がいう言葉。

全体から言ったらほんの一部分だが、
あてはまる部分もあり間違ってもいない。

でも、いいたいことはこーいうことではない。

なんで、日本人ってものごとに否定的なんだろな?

と思うことが多々ある。

じゃ、日本人の多くはイザリウオ、ハゼ、ウミウシにだけ興奮する。
又は雑誌などでよく紹介される種だけに固執する。

これもはっきりいって、あながち間違いではない。

断わっておくが、これがいいとか悪いとかといいたいんではないんです。。。

でも、外国人はわざわざ日本人に対してそんな事はいわない。
ってより、いちいち、そんなことも思わない。

日本人は小さい生物好きだね!!
って逆にリスペクトしてる感じ。

さあ、ここの違いはなんでしょう?

俺が思うに奴らは自分が楽しむことのプロなんですよ。

己が楽しむために一生懸命、無我夢中なんです。
楽しいから、泳ぎまわる!
興奮するから、サメに興味ををもつ。
(ものすごい単純なこと)

ワ~ンダフゥ~!!
ブューテフ~!!


って、そんなに楽しかったの?
ってほど、楽しんでる感じ。。。

そーいうの見てると、

エアが早かろうが、
泳ぎまわろうが、
ウエイト付け過ぎようが、
水着で潜ろうが、

楽しんだもの勝ち!!
これが全て!!

ダイビングスタイルの違いこそあれ、結局は所詮遊び。

楽しんだもの勝ちなのである。

つまり、人のこととやかくいう前にに自分が楽しまなくっちゃ、と思う。自分で楽しみ方を熟知している人は強い!!

一方の日本人は
さかな多いけど、透明度悪いね。。。
とか、
透明度よかったけど、どこどこの方がサンゴきれいだね。。。

楽しかったはずなんだけど粗を探す。。。

いつだか、だれが言ってたかは忘れたけど、
こんなような言葉を言った人がいます。

旅館の主人は
「この柱は立派だ」とか「この花瓶は最高級品だ!」と威張るけど、
実際の客はそんなとこ少しも見ちゃいない。
「ここの畳が焦げてる」とか「便所が汚れてる」とか、
そーいう欠点を見てんですよ。

全くその通りだと思います。
それを理解してサービスしなければいけない事です。

で、逆にそれは日本人の誇れるところだとも思うんです。

例えば
トイレの前に立って、
いきなり自動でギー、バッタン!!って蓋が開いて、
小用を済ませたら自動で水が流れて、
便器から離れたらバタコンッ!!って蓋がしまる。

これ、はじめて体験した時、かなりびっくらこきました!!

す、すごすぎる~!!

こんな出来てしまえば、誰でもできそうな発明でも、
存在しない時は思い浮かばないのが現状だと思います。

便器の蓋は自分で開けるもの。
便所の水は自分で流すもの。

小さな頃からそういう固定観念があるがゆえに
全てをが自動になんて単純に思いつきそうなことでも、
なかなか思いつかないことだと思います。

で、常にこーなれば、もっといいのになぁ~!!
こーすれば、もっと便利になるなぁ~!!

っていう、ある意味、粗探しに長けてる日本人は
痒いところに手が届く発明を、
どんどん出来る素晴らしい人種なのですよね。

で、プラスアルファーで、
自分の興味ないものや、
ある意味、軽視されているものをバカにするんではなく、
よい方向(楽しめる方向)に目を向けれたら、

もっと人生が素晴らしくなるように思える。

で、また話しはウツボに戻りますが、結構、やり始めると面白くはまる種。

こーいう、何故だか見向きもされない種を、
俺のガイドを通し、脚光をあびさせ好きになって貰えたら、

ウツボを意味もなく小バカにしてた人が、
俺と一緒に潜って、
次、来た時に
「なになにウツボが見てみたい!」
「いやぁ~、最近ウツボにはまっちゃってー!!」
とか言われたら

本気で嬉しい。

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