4.10.07

価値観

当たり前のことを当たり前にやって当たり前に過ぎていく日常。

毎日の通勤途中に顔をみるあの人。
いつも立ち寄るお店にいるよくいるあの人。
いつも同じ時間に家の前を通り過ぎるあの人。


名前も知らないし、別に気になってるわけじゃないけど、
いつも当たり前に過ぎていく光景。

俺が毎日、同じような時刻に顔を合わせる女がいる。

その女はジャムウ売りの少女。

ジャムウってのはインドネシアの漢方薬みたいなもの。
(ここで詳しく説明しなくてもいいでしょ?)

背中に無数のペットボトルを背負って、
毎日毎日、行商をしている、
ジャムウのおねえさん。。。

ホントに毎日毎日、同じ時刻にきちんと商いをしている。

これが結構、若い。
と思う。。。

なかなか、ジャムウ売りの少女になろうとする
若人は少ないと思う。
(実は超人気商売だったりして。。。)

エリート中のエリートしかなれない、
独自のジャムウ製法をあみ出した少女なのかも。
(絶対にない)

まぁ、こんな一風、変わった感じだと、
とてもよく目につくから、よく覚えている。

よく歩く観光地。

もう何百回、同じ道を歩いたかわからないけど、

同じ店、同じ奴に

「ここで食事はどう?」
「トランスポート!!」
「クタ!ウブド!!」

って何回も客引きにあう。

十年も同じ奴に言われ続けるとさすがに疲れるぜ。。。

まぁ、ようはこれといって普通だといちいいち覚えてないのだろう。

写真

バリではごくごく普通にいるさかな。
バリではね!

ここが大事。

固有種がどうだ、とか
外国種がどうだ、
とかいう人でも

ごくごく普通にいるすぎると、そして一見地味だと
はじめて見るくせに興味も湧かないもんなんですよね。

バリのダイビングガイドさんでも実は
結構、名前を言えないんじゃないかな?

もったいないね。

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